ネパールでアチャールは日本の漬物的な存在で、メインのカレーなどに添えられます。今回ご紹介するソースのようなものなども含め、酸味のある和物など全般が「アチャール」と呼ばれています。
ダルバート(ネパールのプレートランチ)にはアチャールが欠かせません。
ダルバートは、直訳すると豆ごはん。
ダル(豆のカレースープ)に、マス(肉のカレー)、タルカリ(野菜のカレー)、アチャール、サーグ(菜っ葉炒め)、生の輪切り玉ねぎや大根のスライスが基本セット。
基本といっても、上のすべてが一気に出てくれば超豪華版ダルバート。
ネパールにも肉を口にしないビーガンの方がいらっしゃいますし、日本人が「今朝は納豆ご飯だけ」なんてことがあるように、ネパール人もダルとご飯だけということもあります。
↑ビーガンダルバート
このトマトのアチャールのレシピは、ネパール人のお料理上手のお母さんに教えていただきました。
私は彼女がが作ってくれた美味しい料理の中でも、このトマトのアチャールが一番好きでした。
ネパールで1番美味しいかもしれない?トマトのアチャール。
ぜひ作って食べて見てくださいね。
トマトのアチャールの材料
トマトの缶詰 ・・・ 1缶
玉ねぎ・・・約半分
にんにく ・・・ 2かけ
生姜(すりおろし) ・・・ 大さじ1
メティ ・・・ ひとつまみ (入れなくてもok)
生の青唐辛子 ・・・1本くらい (なければチリパウダーでok)
塩 ・・・ 小さじ1/4強
レモン汁 ・・・ 大さじ2
菜種油 ・・・ 大さじ2
☆コリアンダーシードパウダー ・・・ 小さじ1
☆クミンシードパウダー ・・・ 小さじ1
☆ターメリックパウダー ・・・ 小さじ1/4
☆チリパウダー ・・・ 小さじ1/2
トマトのアチャールの作り方
1 にんにく、生姜をすりおろす。玉ねぎはみじん切りにする。
2 フライパンに菜種油、にんにく、生姜、メティを加え香りが出るまで炒める。
(メティは焦がすと苦味が強くなるので注意が必要!)
3 2に玉ねぎを加え、透き通るまで炒める。
4 3にトマト缶、☆印のスパイス、塩を加えて炒める。
5ふつふつと煮えてきたらかき混ぜながら水分を少し飛ばす。(5分くらい)
6 レモン汁を加え、最後に味を整える。
このトマトのアチャール(ゴルベダコアチャール)もネパールでよく食べられています。
ご飯やチウラ(ご飯を蒸して平たくしてから干したもの)にかけてカレーのような感覚で食べたり、モモと呼ばれるネパール風餃子のソースとしても使われています。
ここでは、1年中作りやすいように、トマト缶を使用しましたが、新鮮なトマトがたくさんある時は生のトマトを使ってみてくださいね。
生のトマトを使う場合、サイコロ状に切ってから加熱します。
トマトのアチャールだけでご飯が進む〜
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