毎年、地面からひょっこりと顔を出したつくしを発見すると、「春が来た」とわくわくとした気持ちになりますよね!

そんな春を実感させてくれる「つくし」はスギナの胞子。スギナは春から夏にかけて、よく見かける雑草の一つです。どんな所からも生えてきて、地下茎をぐんぐん伸ばし、生い茂る「ちょっと厄介な植物」というイメージがありませんか?

実は、スギナの葉は、漢方では利尿作用や皮膚炎を改善する効果や花粉症を改善する効果も期待できるそうです!
実際にスギナを煎じて飲んでみましたが、そんなにクセはありませんでした。

スギナで染めた毛糸

上の写真のように、染料にするときれいな黄色に染めることができますよ。
染めてみたい方はこちらの記事を参考にしてくださいね→スギナの染め方

スギナ

話がだいぶスギナの方に行ってしまいましたね・・・つくしの話に戻りましょう。

つくしは食べられることは知っていましたが、なかなか手を出せないでいた「食材」でした。数年前に友人がつくしを料理してれて、実際食べてみると美味しかったのです。それからというもの、毎年つくしを食べています。

そこらじゅうに生えてる無料食材だし、たくさん食べたい!と思いましたが、つくしには毒があるんですね。

チアミナーゼ、アルカロイド、無機ケイ素などを含んでいるそうです。心臓、肝臓が悪い人やニコチンに対する過敏症がある方は禁忌とされているので、注意が必要です。

食べるならしっかりとアク抜きをしましょう!

それでは、美味しいつくしの選び方やアク抜き方法などをご紹介したいと思います♪

つくしの生えている場所

つくしの生える場所

川土手や田畑の斜面、野原などによく生えています。つくしの生える時期は桜が咲く前後くらい。

その時期に、なるべく人の手が入っていない、きれいなつくしを採るようにしましょう。
夏の間、たっぷりと除草剤が撒かれてしまうような場所や、犬の散歩コース、排気ガスがたくさんかかってしまうような場所は避けたいですよね。

安心してつくし狩りのできる場所は意外とぱっと思いつかないかもしれません。
夏の間も、スギナが生い茂っている場所がないか目を光らせ、覚えておいてください笑

ちなみに、スギナは酸性土壌を好んで繁殖します。土壌が酸性かアルカリ性かを測るバロメーターにもなるんですよ!

スギナやつくしを生えないようにするには、石灰などを施して、土をアルカリ性にすると効果があると思います。

生えている場所がみあたらないけど、どうしても食べたい方。
そのお値段にはびっくり!しましたが、つくしはネット通販でも購入できます。(生のつくしは期間限定)

美味しいつくしの見分け方

美味しいつくしの見分け方

この写真をご覧ください↑

写真上のつくしが美味しいつくし、下のが美味しくないつくしです。

つくしの穂先が写真のように、閉じていて、なるべく茎の太いものが「美味しいつくし」です。細いつくしは袴を取る時に折れやすいです。長さは10cm位あるものがいいと思います。

一般的にはこのようにいわれていますが・・・

私は穂先が開いているつくしも、問題なく食べられます。というか、下処理してしまうと、大差はないように感じました。穂先が閉じているつくしの方が若干柔らかく、ねっとりしていて、苦味が強かったです。しゃきしゃき感は穂先の開いてしまったつくしの方が強いです。

つくしは根本から引き抜くように収穫します。つくしの液が手に付くので、嫌は場合は手袋をつけたり、ハサミで根本を切ったりするとよいと思います。

つくしの下処理(アク抜き方法)

つくしの食べ方

つくしの下処理は、洗う→袴(はかま)を取る→煮る→水に浸けるという工程が必要あり、手間と時間がかかります。

1 ボールなどに水を張り、採ってきたつくしを入れ、洗います。

つくしと一緒にゴミや土、他の草などが混じっていることがあるので、何度か水を変え、丁寧に洗います。

2 つくしの袴(はかま)と呼ばれる部分は固く、口に残るので、取り除きます。
つくしのはかま

はかまは、1箇所摘んで、上から下に裂くように切り込みを入れます。

残りは親指と人差指で、くるっと取り除きます。

つくしのはかまのとり方

つくし

はかまを全部取るとこんな感じ↑

3 沸騰したお湯につくしを入れ、5分程度茹でます。

つくしを茹でる

つくしの胞子が溶け込んで、茹で汁が黄緑色になります

4 茹で汁を捨て、1時間位つくしを水に浸けます。途中、3,4回水を交換します。

苦味が苦手な人は5分茹でて、煮汁を捨てた後、新しい水を入れて沸騰して2~3分茹でる。という工程を増やすと苦味が少なくなります。

茹でたつくし

これでアク抜き完了!

この状態(水は切ります)で冷凍保存も可能

つくしの味と美味しい食べ方

つくしの味と食感はもやしにそっくり! 苦味やクセは僅かに感じられる程度です。

ちょと苦味がある方がお好きな方は茹でた後、水にさらす時間を短くしてください。

つくしの一般的な食べ方は、佃煮、つくしご飯、つくしの卵とじ、つくしの天ぷらなどがあります。

天ぷらは、袴を取り、茹でる前のつくしを使用しますが、その他の料理は茹でて、アク抜きしたものを調理します。

もやしに似ているので、ナムルにしても美味しくいただけますよ。

つくしの佃煮の作り方

つくしの佃煮
甘さ控えめの味付けにしてあります。

ポイントは煮過ぎないことです。作った佃煮をお米と一緒に炊けばつくしご飯になりますよ。

材料

つくし(はかまを取る前) ・・・ 100g

つくし100g

つくし100gはこの位↑ 女性の手で軽く握れるくらいです。

水またはだし汁 ・・・ 大さじ2

醤油 ・・・ 大さじ1

みりん ・・・ 大さじ1

酒 ・・・大さじ1半

作り方

1 つくしは下処理しておく。

2 鍋にすべての材料を入れ、沸騰してから中火で6分位煮ます。そのまま冷めるまで置いておきます。

つくしの佃煮レシピ

出来上がり!

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