マクロビでおなじみの食養レシピ、小豆かぼちゃ。
(※食養というのは、食事でカラダを健康にしよう!という考えですね)。
今回は白かぼちゃと白小豆という「白」づくしで作ってみました。味も見た目も、ふつうの小豆かぼちゃより、優しくなりました。白小豆は、いつもの赤い小豆に比べてクセが少なく、お味も更に優しくなりますよ。
かぼちゃは、収穫してからかなり日持ちがするお野菜ですよね。とくに、今回使った「白かぼちゃ」は、緑色のかぼちゃよりも、日持ちがするようです。
この記事を書いている今は、2月も半ば。この白かぼちゃは、去年の秋からずっと、変わらぬ姿です。中を割ってみても、カビが生えたり、腐ることもなく…。キッチンの片隅の野菜置き場で「ころん」とたたずんでいました。愛着もわいてきた、かわいいやつ。
だけど、このまま置いたままにして腐らせてしまったら申し訳ない。今回、思い切って、いただくことにしました。
材料
かぼちゃ ・・・ 300〜500g
白あずき ・・・ 1cup
昆布 ・・・ 5cm
水 ・・・ 適量
塩 ・・・ 小さじ1
作り方
1
白小豆を洗って、白小豆の1.5倍の量の水を入れる。
その後、小さく切った昆布といっしょに茹でます。
豆は常に水がかぶった状態になるように注意します。水が足りなくなったら、足してください。
2 かぼちゃを適当な大きさに切る。
3
切ったかぼちゃに、分量の塩をまぶしておく。4 白小豆が煮えたら、3のかぼちゃを加え、かぼちゃに火が通るまで火にかける。
ここでも、水加減は適宜調節してください。土鍋で調理すると、おいしくできますよ♪
土鍋は保温性が高いので、私は途中、何回か火を止めて、保温調理もしています。
さあ、できましたよ〜。
いただきま〜す
おまけ1:白小豆について
あずきの色って、ふつうは赤=いわゆる「あずき色」ですよね。
実際、国内で生産されている小豆の9割ほどが赤い小豆です。
その他には、白・黒・茶・緑・斑点があるもの、などいろんな種類があるんです。
今回使った白小豆(しろあずき)は、国内生産されている量も少ないんです。代表的なのは、北海道の「きたほたる」や岡山県の「備中白小豆」など。
白小豆の使い方で多いのは、和菓子の「白あん」です。
生菓子や最中、今川焼き(大判焼き)、ようかんなどに使われますよね。
和菓子屋さんなどで見かける白餡は「手亡(てぼう)豆」を使っていることが多いようです。
手亡豆を使うと、白小豆をつかうよりも、白いあんこができます。
白小豆で作ったあんこ
白小豆で作ったあんは、普通の小豆で作ったものよりもあっさり、上品なお味でした。
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