サモサは厚手の餃子のような生地にスパイシーな味付けをしたジャガイモを入れ、油で揚げたスナック。
インド大陸のみならず、中央アジアや東南アジアでも食べられています。
実はサモサは中央アジア、ペルシャが起原なんだそうです。ちなみにタジキスタン料理にもサモサという料理がありますが、三角のミートパイでした。
インドには13〜14世紀頃にサモサが伝えられといわれています。
その後独自の進化を遂げ、今の形になったのでしょうね。
インドではちょっと小腹が減った時に食べるスナック。
サモサは、お家で手作りして食べるものというより、ストリートフードといった存在。
おにぎりみたいな形は歩きながらでも食べやすいですよね。
サモサの中身はスパイスで味付けしたじゃがいもとグリーンピース以外にも、スイートサモサ(ミータサモサ)というサモサというのもあります。
スイートサモサの中身は、甘く味付けしたココナッツやナッツ、セモリナ粉や豆など中身のバリエーションもいくつかあります。
ミータサモサ(作り方はこちら)もオススメです!
ここでは、本格的なインドの基本のじゃがいもサモサの作り方をご紹介します。
サモサの材料
生地
薄力粉か中力粉 ・・・ 2カップ
(外側の生地がざっくり固めが好きな人は中力粉がおすすめ)
水 ・・・ 80cc
油 ・・・ 小さじ2
塩 ・・・ 2つまみ
アジョワンシード ・・・お好みで小さじ1くらい
中身
油 ・・・ 大さじ1
じゃがいも(中) ・・・ 2個
グリーンピース ・・・ 1/2カップ
にんにく ・・・ 1かけ
生姜すりおろし ・・・ 大さじ1
青唐辛子 ・・・ 1−2本(お好みで。なければチリパウダーで代用できます。)
クミンシード ・・・小さじ1
クミンパウダー ・・・小さじ1
コリアンダーパウダー ・・・ 小さじ1
ターメリック ・・・ 小さじ1/6
☆シナモンパウダー ・・・ 小さじ1/8
☆カルダモンパウダー ・・・ 小さじ1/8
☆アサフェティダ(ヒイング) ・・・ 1つまみ
塩麹 ・・・ 小さじ3
☆印のスパイスはガラムマサラ小さじ1/2に置き換えられます。
揚げ油 ・・・ 適量
作り方
1 じゃがいもを洗って、皮をむき(皮つきでもオッケー)、適当な大きさに切る。
2 じゃがいも、グリーンピースを柔らかくなるまでゆでる。
サモサの生地の作り方
3
生地の材料をすべてボウルに入れ、なめらかな一塊になるようにまとめる。4 生地がまとまったら乾燥しないように、固く絞った濡れふきんなどをかぶせて、30分くらい寝かせる。
サモサの具の作り方
5
フライパンに、油、にんにく、しょうが、クミンシードを加え、香りが出てきたらその他のスパイスをすべて加え、混ぜ合わせます。
6
5に茹でたじゃがいも、グリーンピースを加え、混ぜ合わせます。サモサの具の包み方
7
生地を4等分(基本的な大きさ)もしくは8等分(フィンガーサイズ)する。8
生地を楕円形にのばし、中心を切り、生地を2等分にする。
切断した側、1cm位の裏表に水をぬり、右端と左端をもってくっつけ、アイスクリームのコーン(円すい)のような形をつくる。
(オレンジと緑の線を真ん中からくっつけるように)
こんな感じ!!↓
10
中に具を詰める。11
端から閉じていく。
12
サモサの中身、色々とアレンジしてみると楽しいですよ!
オススメはメキシコのタコミートを中に入れて、サルサをディップ。
とても美味しかったです。
ベジタコミートの作り方
おやつには大きめサイズで大満足。
小さめサイズを作れば、「かわいい〜」といってもらえること間違いなし?
話題広がるパーティーメニューにもなりますよ。
そのまま食べてもおいしいですが、インドではケチャップやチャツネにディップして食べることもあります。
私のオススメは爽やかなコリアンダーチャツネです。ぜひ一緒に食べてみてください!
こってりサモサがスッキリとした味わいに変化します。
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