緑豆(ムングダル)とは
小豆を小さく、緑色にしたようなお豆、緑豆。
効能やおいしい食べ方をご紹介します。
緑豆はインド原産の豆で、八重生(やえなり)の種子のことです。小豆の仲間で、青小豆という別名もあります。現在、日本では豆として緑豆を食べることってあまりないですよね?
実は、緑豆はもやしの原料(種子)として使われているので、よく食べている食材なんですね。名前の通り、緑豆はるさめの原料。
緑豆の効能
緑豆は、漢方薬の一つとして使われています。体にこもった熱を冷ましたり、解毒作用、利尿作用があるとされています。インドではキチュリと呼ばれるお粥を風邪をひいたときなどに食べますが、キチュリにも緑豆(ムングダル)が入っています。
また、美容にも効果を発揮するとされ、台湾では、緑豆のスキンケア商品が売られています。
緑豆には女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンや、基礎代謝や免疫力をアップさせるとする、緑豆サポニン。
また、お肌の角質を分解してくれる酵素が含まれています。緑豆をミルで粉にして、パックとして使えるそうです。
緑豆は、体の内側からも、外側からもキレイにしてくれる食材なんですね。
緑豆の栄養
※以下、100gあたりの値です
カロリー | 136kcal |
脂質 | 0.6g |
飽和脂肪酸 | 0.1g |
多価不飽和脂肪酸 | 0.2g |
ナトリウム | 1mg |
カリウム | 320mg |
炭水化物 | 23g |
水溶性食物繊維 | 0.4g |
不溶性食物繊維 | 4.8g |
カルシウム | 32g |
鉄 | 2.2g |
ビタミンB6 | 0.1mg |
マグネシウム | 39g |
緑豆はどこで買えるの?
店舗にもよりますが、カルディなどの輸入食材店やインド系の食材を扱っているお店で購入できます。上の写真の左側のムングダルはカルディで購入したものです。
ネットでも購入でき、上の写真の右側のムングダルは大津屋さんという、豆とスパイスの専門店から購入しました。大津屋さんはネット販売もしていますよ。
他にも緑豆(ムングダル)など、ちょっと入手困難なスパイスやアジア系食材を取扱っているお店をまとめたページがあります。
興味がある方はぜひ見てみてくださいね!
→ちょっと珍しいスパイス、アジア系食材入手方法&価格を比較してみました
緑豆を使ったレシピ&食べ方
緑豆はあずきの仲間なので、調理の仕方も小豆と一緒です。水に浸して戻す必要はありません。
さっと洗った緑豆を緑豆の4倍くらいのお水と一緒に火にかけます。沸騰したら弱火~中火で約30分煮ます。
炊飯器に入れて、緑豆ごはんにしたり、スープに入れたり、煮た緑豆をサラダに入れたり。水に浸した豆を瓶に入れてもやし(ビーンスプラウト)を作ることもできます。
ビンデトッの作り方 韓国のチヂミの仲間。外さくっ中ふわっの食感が楽しめます。
フライドムングダルの作り方 インドではお馴染みのスナック。 シンプルだけど、ぽりぽり、やめられない美味しさです。
ベトナムのココナッツ冷やしぜんざい。
写真&作り方は小豆ですが、本場ベトナムでは緑豆を使うのが一般的です。
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