「飲む点滴」といわれる甘酒。
お腹の中で行われている、「炭水化物を分解して糖にする」作業を、麹菌が代わりにやってくれるんです。
だから甘酒は、身体に吸収されやすい、やさしい飲み物。
夏バテ予防はもちろん、風邪をひいてしまった時にもオススメです。
小さな子は風邪をひくと、食べてくれなくなったりしますよね。
でもうちの子は甘酒は飲んでくれました。
甘酒は私にとって、飲むと心身ともに元気になれる、頼れるヒーロー
甘酒には、エルゴチオネインという最強と呼ばれる抗酸化物質やビタミンB2が含まれ、美肌、視力回復、ダイエットに効果が期待され、注目をあびていますよね。
私自身、甘酒を飲んで、その効果を実感しています。
1番分かりやすいのは、翌朝スッキリ快腸!
とにかく、甘酒は飲まなきゃ損!
市販の甘酒は裏の原材料をちゃんと見てから購入しましょう。
砂糖が添加されている商品もあるので注意が必要です。
甘酒に含まれる酵素は60度以上に加熱すると失活してしまうので、砂糖は入っていないけれど、加熱してあるものも効能がイマイチ。
簡単に作れるので、手作りの元気な甘酒を飲んで元気になって下さい!
ここでは、甘酒のレシピを、用途別に2種類ご紹介します。
・そのまま飲むのにちょうどいい水分の多い甘酒。さらさらしていて甘さ控えめです。
・水分をあまり必要としないお菓子作りに向いている水分の少ない甘酒。「もったり」としていて、甘みが強いです。
手軽にできて、雑菌の侵入も防げる。初めてでも作りやすい、炊飯器で甘酒を作る方法をご紹介します。
材料(水分の多い甘酒)
米 ・・・ 1合
水 ・・・ 4合 + 4合(720ml)
米麹 ・・・ 2合 (200g)
作り方
1 お米を研いで、4合分(720ml)のお水に30分以上浸けておく。
2
炊飯器の「おかゆモード」で炊く。
3
お米が炊けたら水4合分(720ml)を加え、しゃもじなどでお米のだまがなくなるまでよく混ぜる。
4
3の温度が60度以下になったら、米麹を加えてよく混ぜる。
5
炊飯器の上に濡れたふきんをかけて、8時間保温。1時間後にしゃもじでかき混ぜて、その後は2−3時間おきにかき混ぜます。
※麹は50度以下だと糖化しません。60度以上で加熱すると麹菌の酵素が失活しはじめるので、50〜60℃で保温して作ります。
保温開始から6時間くらいで、甘くなってきます。8時間以上保温したままにしておくと味がおちてしまうので、気をつけてくださいね。
材料 (水分の少ない甘酒)
普通に炊いたごはん ・・・ 3合分
水 ・・・ 2カップ
麹 ・・・ 3合(300g)
作り方
1 炊きたてのごはんに水を加え、よく混ぜる。
2 ごはんの温度が60度以下になったら米麹を入れ、よく混ぜる。
3 炊飯器の上に濡れたふきんをかけて、10時間保温。
4 1時間後しゃもじでかき混ぜてからは、2−3時間おきにかき混ぜます。
甘酒を使った美味しいレシピはこちらを見てね
塩麹の作り方はこちら
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