ミンスミート:和風にアレンジして作ってみました

ミンスミート




イギリスではクリスマス欠かせない、ミンスミートパイ。

その具に使われるミンスミートは、夏が終わる頃には仕込みが始まるとか。

宗教上の習わしでは、クリスマスの日から12日間、ミンスミートパイを1日1個食べるとされているそうです。

私は、オズボーン未奈子さんの「イギリスの自然おやつ」に載っているのを見て、初めて存在を知りました。

海外のレシピも見てみたりしましたが、本当に色々なレシピがるんですね。オリジナルを知らないので、本に書いてある通り作ってみたかったのですが・・・材料が手に入りづらかったりしたので、家にあるもので作ってみました。

先日出来上がったばっかりの干し柿や、オレンジピールの代わりにみかんの皮。ラードの代わりに菜種油。日本のテイストがたっぷり入った、ミンスミートの行末は???

覚書としてのレシピです。

材料

りんご ・・・大1個 (本当は青りんご、皮まで使うので無農薬がいい)

レーズン ・・・110g

ドライクランベリー ・・・ 40g

カラント ・・・ 100g

干し柿 ・・・ 60g

※レーズンの他にサルタナレーズンを加えるのが一般的。

レモンとミカンピール ・・・ 20g

黒糖 ・・・ 100g

甜菜糖 ・・・ 50g

アーモンドとくるみのみじん切り ・・・ 20g

オールスパイス ・・・ 小さじ2

シナモンパウダー ・・・ 小さじ1/4

ナツメグパウダー ・・・ 小さじ1/4

菜種油 ・・・ 大さじ3 1/2 (香りの少ない油を使った方が無難)

ブランデー ・・・ 大さじ3

作り方

1 りんご、ナッツ、レモンとミカンのピール、干し柿をあらみじん切りにする。

2 1とその他の材料をすべて混ぜ合わせる。

3 消毒した、密閉できる容器に入れ、上下をたまに返しながら1ヶ月以上おいてから使う。

ミンスミート

材料のレモンとミカンのピール。オレンジのピールは製菓材料としてもよく見かけるけど、みかんはどうなるのか・・・?でしたが、以外とおいしかったです^^

レモンとみかんのピール

ミンスミート作って瓶詰めした時点はこんな感じ

1ヶ月後。恐る恐る蓋を開けるてみると・・・「この香り知ってる!」なんだか”That外国のお菓子”っていう感じ。

ドイツのシュトーレンにちょっと近いような。スパイスとブランデーの香りに包まれます。

甘すぎないので、ぜひたっぷり使ってみてください♪

ミンスミート

熟成が進むと味や香りがどんどんまろやかになってきて、ミンスミートだけで食べたくなるくらいのお味になりました。

ちょっと心配していた干し柿は?というと。嬉しいのか、寂しいのか、主張することなく、溶け込んでいます。

干し柿を大量消費したいなら、もう少し増やしてみてもいいかなと思いました。

中のドライフルーツの種類と分量の割合はかなり自由がききそうです!

ミンスミートパイ↓

ミンスミートパイ

パウンドケーキに混ぜて、フルーツケーキを作ったり、ワインのお供として、クラッカーと一緒に食べたり、シナモンロールの具の代わりにしたり、色々と使えます。

作っておくと、いつものお菓子やパンがワンランクアップしますよ!

長期保存できるので、ミンスミートはオススメです♪

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