稗(ヒエ)とは
稗はイネ科の植物で、イヌビエという種類のヒエから栽培化されました。
あわと並んで、日本最古の穀物と言われるほど古くから栽培され、食べられてきました。
日本では主要な穀物の一つでしたが、昭和に入り、米の量産化に成功してからは、ヒエの栽培は衰退していきました。現在では、その栄養価が見直され、他の雑穀と共に、流通量も回復してきました。また、小麦アレルギーを持つ人の代替食品としても注目されています。
名前の由来は「冷え」に耐えるから。という説もある程、寒さに強い性質をもっています。そのため、冷涼な東北地方や、北海道で縄文時代前期から栽培されていたと言われています。
自然界にはうるち性の品種のみですが、岩手大学でガンマ線の放射による突然変異を誘発してできた糯(もち)性の品種が2006年に誕生しました。
稗(ヒエ)の栄養
カロリー (kcal) 367 (100gあたり)
脂質 3.7 g
ナトリウム 3 mg
カリウム 240 mg
炭水化物 72 g
水溶性食物繊維 0.4 g
不溶性食物繊維 3.9 g
脂質 3.7 g
ナトリウム 3 mg
カリウム 240 mg
炭水化物 72 g
水溶性食物繊維 0.4 g
不溶性食物繊維 3.9 g
この他、ビタミンB6、ナイアシン、パントテン酸、リン、亜鉛を含みます。
稗の味
たんぱくで、クセがありませんが、冷めるとパサパサします。
稗のテリーヌ
アイヌの文化でヒエを醸造して作ったお酒、トノトで儀式を行う習慣があります。
このトノト。北海道小樽市の田中酒造さんhttp://tanakashuzo.com/SHOP/62801.htmlが商品化し、ネットで購入もできちゃいます。
カムイトノト
300ml 1,080円
お味はほどよい酸味と甘味があるそうです。
飲んでみたい! パッケージもかわいい〜
でも、私の住んでいる地域までの送料が1,080円+梱包料325円
むむむ・・・
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