デザートの飾りつけやお茶、世界のお料理にも欠かせないミント。
植えてみたものの・・・
「もう少しおとなしくしてて!」と思ってしまうくらい、どんどん増えていきますよね。
草木染は、ミントの茎も丸ごと消費できるので、ミントがたくさん茂って困っている方にはオススメです。
ミントをコトコトと煮ていると、部屋中がミントの香りに包まれ、リラクゼーション効果も♪
ミントはたくさん種類がありますよね。
草木染にはどの種類のミントでも使えます
今回私が草木染に使ったのはアップルミント。
リンゴのような甘い香りが特徴的で、鎮静効果があるそうです。
アップルミントを煮だしている時の香りは・・・ファンタスティック!!(笑)
できることなら画面から香りを出して、今すぐあなたにも体験してほしいくらいです。
それでは、ミント染めの方法をご紹介したいと思います。
ミント染めの材料
◯ミントの葉・茎
ミントの量は、染めたい布などの同量以上
◯鍋
◯ボール
◯菜箸 (長めが使いやすいです)
◯媒染剤
主に金属(アルミニウム、鉄、銅など)を水に溶かして使用します。
簡単に手作りできるので、作ってみてくださいね。
1番手軽なのがアルミニウム媒染です。
アルミニウム媒染はミョウバンのことで、スーパーなどで売っています。
詳しい手作り媒染液の作り方
〇さらし布やキッチンペーパー
〇染めたい布など
化学繊維以外の布(綿、麻、ウール、シルク等)を使用します。
シルクやウールなど動物性の繊維は濃く染まります。
また、使い込んだコットンは染まりますが、新品のコットン、麻など植物性の繊維はそのまま入れてもほとんど染まりません。
豆乳を使ってたんぱく処理が必要になります。
たんぱく処理の方法はこちら
ミント染めで現れる色
上の写真はすべてコットンを染めたものです。ウールやシルクを染めるともっと濃い色に仕上がります。
染色液の濃度を濃くすれば(染める布屋毛糸の量に対してミントの量を増やせば)もっと濃い色が現れます。
ミント染めの手順
- ミントを収穫し、軽く洗う。
- ミントを細かく切る。
- お鍋に、ミントと水を入れて煮る。
- ミントの茎、葉などをこす。
- 染めたい布などを水につけて、軽く絞る。
- 鍋にミントを煮だした液体と、⑤を入れて煮る。
- 媒染液につける。
- 再びミントを煮だした液体に入れて煮る。(お好みで)
- 水洗いする。
- 風通しのよい日かげで干す。
- 完成!
ミントの染め方
1 ミントを軽く洗い、2~3㎝くらいの長さにザクザク切る。
2 鍋に水(ミントの5~10倍の量)を入れて、40分位煮る。
3 ザルにさらし布などをしいて、ミントの茎や葉をこす。
4 染めた布などを一度水に浸して、軽くしぼっておく。
5 煮だしたミント液に4を入れて30分位煮る。
染めたい布などをゆったりとくぐらせることができるくらいの水の量が必要です。
ミント液が足りない場合は、水をたしてください。
浮いてくる布などは、箸でひっくり返したり、まんべんなく染め液が浸るように注意しましょう。
6 媒染液につける
お好みの媒染剤(アルミニウム、鉄、銅など)を水で薄めたものに20分位つけておく。
染めたい布などをゆったりとくぐらせることができるくらいの量を用意し、同じ所ばかりが空気に触れないように気をつけましょう。
上の写真は鉄媒染液
(媒染液の詳しい作り方&使用量はこのこのページに書いています。)
7 再び染め液に戻し、20分位煮る。
この工程はオプションです。もし、薄めの色に染めたい場合は、媒染液につけた状態で終わりです。
8 水洗いして、洗濯機の脱水に30秒くらいかけてから陰干しする。
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