繁殖力が高く、防除するのが難しい雑草スギナ。草むしりついでに草木染めをしてみませんか?
スギナ染めに使うもの
- スギナ (染めたい量の10倍〜)
- 布や毛糸など
※コットンや麻など植物性素材を染める場合、たんぱく処理をしないとあまり染まりません。
詳しい方法はこちらをどうぞ - 鍋
- ざる
- こし布
- 菜箸
- 媒染剤 (ミョウバンなど)
※媒染剤についてやキッチンで作れる媒染剤の作り方はこちらをご覧ください。
萩染めの手順
今回は染める長袖Tシャツの重量の約13倍のスギナを用意しました。
スギナは濃く染まる染料ではないので、ちょっと多めに必要になります。
1.鍋にスギナとひたひたになるくらいの水を入れ、30分煮る。その後人肌以下の温度になるまで放置。
2,通常は濾し布を敷いたザルで染色液を濾すのですが、スギナ染めは染料であるスギナの量が多いです。
ある程度の量のスギナを手でギュッとしぼって取り除いてから濾すと、小さなザルでも問題なく濾すことができます。
鍋が小さいと、スギナの量が多いので1回で染色液を作ることができません。
私は今回、3回に分けてやっと抽出することができました。大きな大きな鍋がない場合は前回抽出した染色液の中に新たにフレッシュなスギナと水を加えて、どうにか1つの鍋に入る位の量を調節する必要があります。
3,染める予定の布などを水に浸して軽く絞る
4,染色液とともに約1時間煮て、人肌以下の温度になるまで放置
5,水で軽く洗って、軽く絞る
6,媒染液に浸して30分程度煮る
※媒染液について・媒染液の作り方6,媒染液に浸して30分程度煮る
7,水ですすぐ。(すすぎの水が透明になるまで)
8,脱水機にかけ、日陰に干す
9,完成
期待していたよりも、かなり薄めになってしまいました。まぁこんなこともありますよね!
このままではちょっと納得がいかないので、上から藍で染め直して緑っぽくなってくれたらいいなぁと考えています。
スギナ染めはコットンよりもウールやシルクで染めるとよいかもしれませんね。
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