レモンバームの染め方:ハーブ染め

レモンバーベナ染めの毛糸が2玉レモンバーベナの葉と一緒においてある




レモンバームの染め方&レポートです。
7月中旬、花が咲きボーボーになったレモンバームを剪定ついでに染めてみました。

刈り取られたレモンバーベナ

レモンバーム染めの材料

    • レモンバーム (染めたい量の5倍〜)
    • 布や毛糸など
      ※コットンや麻などの植物性素材を染める場合、たんぱく処理をしないと染まりが悪くなってしまいます。
      詳しい方法はこちらをどうぞ
    • ざる
    • ボウル
    • こし布
    • 菜箸
    • 媒染剤(ミョウバン・銅・鉄など)
      ※媒染剤についてやキッチンで作れる媒染剤の作り方はこちらをご覧ください。

レモンバームで染める方法

1.レモンバームをざっと洗い、3cmくらいに切る

刻まれたレモンバーベナ

2.鍋に刻んだレモンバームを入れる。レモンバームがひたひたになるまで水を加える

3.中火で30分煮て、1時間放置する。

煮たレモンバーベナ

4.レモンバームを濾す

レモンバーベナを濾す。ザルに白い布がかけられ、レモンバーベナを濾している

濾した後の染色液の色はこんな感じ↓

レモンバーベナの染色液が小さいガラスのボウルに入っている

5.下処理をした染めるための布を水又はお湯に浸す

※ウールは性質上染色時の温度差によって縮んでしまいます。そのため、ウールはお湯に浸します。
詳しくはこちらをご覧ください。

6.染色液に軽く水を絞った布などを入れ、中火で30分煮る。その後1時間放置

7.染色液から取り出し、水又はお湯でよく洗う
ボウルにレモンバーベナで染めた毛糸が入っている

8.布や毛糸を媒染液に戻し、中火で15分煮て、30分放置する
アルミニウム媒染液に浸した毛糸

9.水又はお湯でよく洗う
レモンバーベナ染め(アルミニウム媒染)した毛糸が水の中に入っている。黄色っぽい亜麻色。

10.さっと水気をきって、30秒間洗濯機で脱水

11.直射日光の当たらない、風通しの良い場所で乾かす

レモンバーム染め:まとめ

レモンバーベナ染めの毛糸2玉 左がアルミニウム媒染右が銅媒染花が咲いたレモンバームを使った草木染め、参考になりましたでしょうか?

今回は268gのレモンバームの茎と葉っぱを使って35gのウール100%の毛糸を2玉を染めました。
なので、レモンバームの量は毛糸に対して3.8倍。
基準となる量より少ないものの、ウールはよく染まるので、結果写真のような色に染まりました。
レモンバーベナ染めの布コットンはぼんやりとした薄い色に染め上がりました。

それでは、レモンバーム染めを楽しめますように。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です