今日、ご紹介するのはカーボロネロです。
「カーボロネロ」とはなんぞや? と思う方が大半だと思います。
カーボロネロはイタリア野菜で、キャベツの仲間です。
同じキャベツの仲間でもケールに近く、形も丸く結球せず、一枚葉を調理します。日本では黒キャベツと呼ばれることもあるそうです。黒キャベツという名前ですが、葉っぱは深緑色。葉は縮れていて、繊維がしっかりしているのが特徴です。
カーボロネロの味:濃厚!繊維はしっかり
カーボロネロは、なかなかお店では手に入れにくい野菜です。私も、本で見たことがある程度でした。
ですが先日、道の駅でようやく出会うことができました!
1度しか食べたことがないのですが、私が食べたカーボロネロはキャベツの甘みを少なくして、その他の味を濃くした感じ。大根の葉っぱの味にもにてるような?
こちらもレアな野菜で味の参考にならないと思いますが、ネパールでよく食べられている同じくアブラナ科植物のラヨコサーグという野菜があります。そのお味にも似ていました。
カーボロネロの食べ方
オリーブオイルとの相性◎ スープやパスタにして
いざ、調理!
せっかくのイタリア野菜なので、イタリア料理にしようと思い、調べてみました。
カーボロネロは、トスカーナ地方でよく食べられる野菜ということが分かりました。
なんと紀元前600年頃から食べられている野菜という説もあります。せっかくなので、トスカーナ地方のレシピを検索。トスカーナ地方ではパスタやスープに使っているようです。
白いんげん豆とカーボロネロのブルケッタという料理もあったので、作ってみることにしました。バケットの上にトロトロに煮込めれたカーボロネロと白いんげん豆。美味しいそ〜。
しかし、カーボロネロさん、炒めてから20分位煮込んでみましたが!繊維がしっかりしていて、トロトロになってくれませんでした。すげー・・・
今回はトロトロは諦めました。次回は圧力鍋を使ってみようと思います。
カーボロネロの栄養
食品成分表にはまだ乗っていない野菜なので、謎も多いですが、基本的にキャベツと一緒らしいです。
ビタミンK,C,Uが多く含まれており、キャベツに比べるとビタミンCが多く含まれています。
正直、カーボロネロにこだわるほど美味しいとは思いませんでした。でも、なかなか手に入れづらい野菜です。
玉キャベツのように1個まるまる収穫しなくても、食べたい分だけ収穫できるので、いつでも新鮮なキャベツを長く楽しめるのはいいと思いました。
来春畑で育ててみるのもありかな〜?と思っています。
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