子連れで新幹線に乗るときに大切なポイント

新幹線 こまちとはやぶさ




子連れ新幹線での、座席の選び方

赤ちゃんの座席のチケットは必要?

1歳未満の「乳児」、小学校前までの「幼児」、つまり未就学児は新幹線に無料で乗れます!大人1名につき、未就学児は2名まで無料です。

ただし!以下の場合は有料で、子ども料金一人分(大人料金の半額)が必要です。

・未就学児でも、指定席・グリーン席を一人で使う

・未就学児が一人で乗車する

小学生以上は子ども料金=大人料金の半額。

中学生以上から、大人料金です。

未就学児は、3人目から子ども料金が必要になります。

【子ども料金の内容】

特急券・急行券・指定席券は大人料金の半額

グリーン券・グランクラス・寝台券などは大人料金と同額

ちょっと複雑な料金システムですが、基本的には乳幼児は無料です。

指定席?自由席? 子連れにおすすめの席

子連れで新幹線に乗るのは、週末や連休が多いと思います。つまり、新幹線が混む時ですね…。まず、自由席か、指定席かで悩むと思います。

私(30代男)は子どもが1歳半の時に、妻も含めて3人ではじめて新幹線に乗りました。その時はやっぱりまず、自由席か指定席かで悩みました。お得な3daysパスポートはとても魅力的なのですが、指定席が取れないんですよね。

自由席の場合、子どもを連れて、出発前に数十分並ばないといけません。座れないのは絶対に避けたいので、遅くとも20分前には並びたいです。

ただ、以下のリスクを忘れないことも、大切だと思います。

・子どもはいつでもグズる可能性がある

・狭く人の多いホームに子どもと並ぶのは、体力・気力を消耗する

・そこまでして並んでも、良い席に座れるかわからない

その手間とリスクを考えて、私の初の子連れ新幹線は、指定席にしました!

JRのチケット予約システム「えきねっと」の早割「トクだ値」に申し込みました。一ヶ月前から予約ができますが、会員登録が必要です。次に、「えきねっと」の予約方法を説明します。

新幹線のチケットの予約方法

「えきねっと」は、乗車日の1ヶ月前の午前10時から予約できます。でも、その一ヶ月前のさらに1周間前から、「事前予約」でチケット予約の申込みができます。事前予約でも、「トクだ値」に申し込みできるんです。「トクだ値」のなかでも、さらにお得な「お先にトクだ値」が割引率が高いです。

「トクだ値」は、新幹線の種類や地域によって、割引率が異なります。割引率が低いものは5%、高いものは最大40%の割引があります。

例えば、東京ー新青森の新幹線の例だと…。

通常価格 17,350円 乗車券+特急券(普通車指定席)

お先にトクだ値25(25%割引) 13,010円

片道4,340円もオトクになります! これは嬉しいですよね。

「トクだ値」は、第一希望から第三希望まで予約できます。割引率が30%など高い「トクだ値」は、人気も高く取りにくいです。私も、第二希望の15%匹の割引率の「トクだ値」が当選しました。

車種によっては、指定席の15%割引とグリーン車の35%割引は、数百円の差額

当選後、何気なくグリーン車のチケットを見ていたのですが、グリーン車の35%割引の座席が残っていました。計算すると、当選した指定席の割引よりも、片道150円高い計算でした。大人2名で、往復で600円の差額。この事実に気づいて、妻と相談の結果、グリーン車を取ることにしました。

もちろん、子連れでグリーン車に乗るのは、抵抗もありました。静かに過ごしたい大人の乗客が多いので、いかがなものか、かなり悩みました。でも、騒いだりグズったりしたらすぐにデッキに出ることを決めて、グリーン車のチケットを取りました。

1歳半の子どもとグリーン車に乗ってみた感想

正直、すごくハラハラして、落ち着きませんでした(パパ)往路は連休の初日の土曜日、10時台発車の新幹線「やまびこ」です。

グリーン車の乗車率は、ざっと見たところ7〜8割でした。私たちの座席は進行方向に向かって右側。端から2列めの席を取っていました。後ろの座席2列のうち1席は埋まっていて、左側の座席も私たちに近い通路側は空いていました。正直、すこしだけホッとしました。

しかし!やはり乗車して30分ほど立つと、大きな声を出しはじめ、グズりの気配が出てきました。5分ほどあやしてもおさまらないとデッキに連れていきました。これを断続的に、30分おきくらいに繰り返していた気がします。(正確な時間は覚えていませんが、感覚的に)

絵本や食事のときは、やはり本や食べることに集中してくれるので、多少落ち着きます。

私は知らなかったのですが、ママ友の間で使える!とウワサなのは

さけるチーズ

「さけたね!次はもっと細くしてみよっか」(笑)などと誘導すると時間が持つようです。

ただ、やはりなれない空間で、私たち親も行動を制限しようとしているので、子どもも普段と違う空気を感じて不安になるのかも、と思いました。

デッキに出ているときは、私もホッとした気持ちで子どもと笑えましたね。窓の景色を見たり、狭い空間ですが歩いたり、抱っこしたりしていました。

帰りの復路は一番前の席でした!やはり足元が広く、伸び伸びできます。しかも、有給を取っていて平日だったので、乗車率は2割くらいで、ガラガラ。私たちの後ろには6席分くらい誰も座っていない状態でした。もう、すごく気が楽で、とっても快適でした。

平日は人も少なくて、良いですね。

結論

  • できるだけ出入り口に近い場所に席を取る
  • 子どもがグズったらデッキに出ると良い
  • 絵本やおもちゃは必須
  • 平日だと、休日の10倍くらいラク(身も心も)

以上を守れば、そこまで苦しい時間にはならないと思われます。まあ、落ち着きませんが…。世の子連れ新幹線組に、エールを送る!

多目的室は使いませんでした。

私は小心者なので、事前にいろいろと調べました。どうやら多目的室がオムツ交換や授乳に良いとの情報をゲットしたのですが、実際は一度も使いませんでした。広いトイレであれば、おむつ交換台があるので、必ずしも多目的室でなくても大丈夫です。

あと、なんか声かけてまで使うより、広いトイレのほうが使いやすかったです。

まとめ

子連れの新幹線、初体験は、乗る前からいろいろ調べたり不安だったりで、疲れました。笑。今回自分の子どもは、往路では新幹線内で眠くなったものの、うまく寝れずにグズってしまい、その時がいちばん大変でした。でも、デッキに出て抱っこしてあやしていると機嫌が直ったので、なんとかしのぐことができました。

復路では、やはり平日が最高だと実感しました。

「席は出入り口に近く」「おもちゃや絵本を持って」「グズったらデッキでやりすごす」。この基本を守れば、大丈夫だと思います。

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