今回は障子紙やティッシュペーパーなどを折りたたんで色を付ける、折り染めの方法を紹介します。
折り染めは子どもの色彩体験はもちろん、高齢者レクとしてもオススメです!
その理由は小さな子どもでも、ご高齢の方でも、誰でも素敵な作品を作ることができるからです。
こうゆうことって、なかなかないんじゃないかな?と思います。
お絵かきをすると上手下手は一目瞭然ですよね。ちなみに、先日私の描いた「ハンマーシャーク」の絵は「イカ」に間違われました…(笑)
「どんな色や模様になるかな?」と紙を広げるたびにわくわくします。
できあがった作品は、箱に貼ったり、七夕の飾りにしたり、ノートの表紙にしたり、ラッピングに使ったり…とアイディア次第でけっこう活躍してくれます。
自分の好きな色を使って、オリジナルのアイテムを作りませんか?
特におすすめしたいのは七夕飾り
折り紙で作るよりもナチュラルな風合いが楽しめます。
折り染めに使う材料
・水
・習字の紙や障子紙(しょうじがみ)
ティッシュペーパーでも楽しむことができます
・絵の具 (赤・青・黃の3原色がオススメ)
折り染め 紙のたたみ方
1 障子紙を好きな大きさに切る。
あまり大きく切ると絵の具が均等に染み込みにくくなります。
文庫本半分くらいの大きさがオススメです。
2 真ん中から半分に折り、折り目をつける。
3 裏返して、端から中心に向かって折る。(両端)→ジャバラにする。
4 ジャバラをきれいに折りたたんで、端から三角形に折る。
5 裏返す
6 三角形に折る。
↑この作業を最後まで繰り返す。
完成
四角に折ってもok。
四角に折る場合も三角形のときと同様に、細長い長方形にしてから折る→裏返す→折るを繰り返してジャバラに折っていきます。
四角形は正方形でなくても大丈夫です。
裏返して、四角に折るを繰り返す。
折り染め 色の付け方
1 絵の具を水で溶く。だいたい絵の具1に対して、10〜20倍の水で溶きます。
2 水で溶いた絵の具に折りたたんだ障子紙を浸します。
どこにどの色を浸すか、浸す量、重ねる色によって、様々な絵柄が現れます。
3 色をつけたら、すぐに広げて新聞紙の上で乾かします。
濡れている状態だと色が濃く見えますが、乾くとマイルドに。
この、色の変化も楽しみの一つ。
乾燥したら完成!
折り染めの絵の具
基本的に、アクリル絵の具以外の水彩絵の具を使います。
ただ、粗悪な絵の具を使うと、色が染み込まず、きれいに染めることができませんでした。
ちなみに、100円ショップで購入した12色セット。
「このお値段にはそれなりの理由があるのだな」と買ったことを後悔。
オススメはシュトックマー社の絵の具です。
色素は、食品添加物に使用されるような、人体に無害なものを使用。
普通の絵の具を使うと、色が混ざったときに濁ってしまうことがありますが、この絵の具はクリアで発色が良いです。
自然をよく観察して作られたゲーテの色彩論とシュタイナーの教育学に沿った色作りをするなど、こだわりのある会社です。
子どもと一緒にできる手仕事
[…] 折り染め […]
かんたんできれいでかわいい折り染めを教えてください。
こんなにかわいい折り染め初めてです。
この度はコメントありがとうございます!
メールがブロックされてしまった様子なので、こちらでコメントさせていただきますね。
おり染を気に入っていただき、とても嬉しいです。
可愛くするポイントは、絵の具を薄めにすることです。
すると、パステルのようなかわいい色になります。
一番簡単な折り方はこちらの折り方で紹介しております、紙をジャバラに折ってから四角に折っていく方法です。
三角でも幼稚園くらいの年齢になるとできるようになります。