小さな手仕事:クロスウィービング(蜘蛛の巣編み)の作り方

クロスウィービング(蜘蛛の巣編み) 編み方




先日、シュタイナーの手仕事、クロスウィービング(蜘蛛の巣編み)の作り方を教えてもらいました。

作り方は、カンタン!
幼稚園児でも作れるくらい簡単な手仕事なのですが、不思議と大人もハマってしまいます。

木の枝に、毛糸や羊毛などをくるくると巻きつけていくだけなんです。

木は割り箸を使って、家にある毛糸やひもを巻いていけばすぐに作ることができますよ!

でも、天気のいい日に子どもと散歩に行って、一緒に拾ってきた小枝をお家に持って帰ってきて、保管しておく。

(シュタイナー教育の先生が、子どもが拾ってきたものを入れておく箱を用意しておくといいっておっしゃっていましたよ)

毛糸や羊毛はキッチンで自分で染めた物を使ってつくったら、ストーリーがあって、楽しいですよ!

子どもと、「この枝、この前公園で拾ってきたよね」とか、話しながらくるくる。

と、妄想するだけでも幸せになれる!?クロスウィービング(蜘蛛の巣編み)の作り方をご紹介したいと思います。

シュタイナー 子どもの手仕事 クロスウィービング(蜘蛛の巣編み) 編み方

材料

木の枝 ・・・ 2〜3本

麻ひも ・・・ 適量

毛糸や羊毛、糸など ・・・ 適量

作り方

1
好きな長さに枝を切り、中心を麻ひもでぐるぐる巻いて、枝のクロスする位置を固定する。
麻ひもの巻き方はどんな感じでも問題ありませんが、クロスがしっかりと固定されるようにしましょう!

ちょっと作りにくいですが、麻ひもではなく、直接色のついた糸を巻き付けてスタートさせてもクロスを固定させることができます。

小さな子どもと一緒に作るときは、クロスを作る工程まで準備しておいてあげるといいかもしれませんね。

クロスウィービング 作り方

最後に堅結びした麻ひもは、短く切っておきます。

ナチュラルな子どもの手仕事


クロスした木の枝の麻ひもの結び目が後ろになるように置きます。
その後、毛糸などを巻き始めます。巻きはじめは固定せずに、数センチ残して巻いていきます。

クロスウィービングの編み方
  ↓クルッと後ろから前に1回転
クロスウィービングの編み方↓次の枝に移ります。同じように、糸を表面から裏面にクルッと1回転
クロスウィービングの編み方このように、手前から後ろに1回転して次の枝に移る…これを繰り返していくだけです。

編み始めに残しておいた糸の処理は?

木の枝と一緒にして、上から編んでしまうので、自然に固定されていきます。

シュタイナー 手仕事
裏から見た様子↑

色(糸)を変えたい時はどうするの?

最初に編んでいた糸を、編み始めと同じように少し残して、次の糸で木の枝と一緒に編み込んでいきます。

次の糸は、最初に編んでいた糸を最後にクルッとした場所からクルッとスタートさせます。
やはり編み始めと同じように糸を少し残しておきましょう。

シュタイナー 手仕事


好きな位置まで編み進めたら、糸を綴じます。
糸を10cm位残して切ります。
飾り付けで使用する場合はもっと長く糸を残しておいてください。
糸を木に巻きつけるようにして輪っかを作り、その中に糸を通せば綴じは完了!

シュタイナーの手仕事 クロスウィービング(蜘蛛の巣編み) 編み方


シュタイナーの手仕事 クロスウィービング(蜘蛛の巣編み) 編み方


最後に裏面を見て、撒き始めや、色を変えた時の糸が編んだところより出ているようであれば切り揃えます。

シュタイナーの手仕事 クロスウィービング(蜘蛛の巣編み) 編み方
裏面↑

シュタイナーの手仕事 クロスウィービング(蜘蛛の巣編み) 編み方

完成!!

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